マルシェの大学院日記

大学院に合格したのはいいもののひたすら弱い筆者の日記です。

マルシェ、アメリカへ行く

Greetings from the USA

お久しぶりです!相変わらずの、長期間空いての更新となっております。タイトルにも書いてある通り、いつの間にかアメリカにいます。

前回は修士課程を修了したばかりだったので、その頃がかなり前のように感じています。今回は修了した後の生活とアメリカ準備、アメリカ生活の所感などを共有できればと思います。

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Budgerくん

渡米準備

修了以降、4月から留学までは東京にいました。実家は福岡にあるのですが(正確には実家がなくなって)、留学準備がしやすく、最後に会っておきたい友達もたくさんいるだろう、とのことで東京に住んでいました。生活に関しては、4月は引っ越した初期の東京の環境への適応と、将来アメリカでバイクが乗りたかったので練習がてら中免を取りに行っていました。6月から短期でWebアプリの開発にかかわれる業務に携わり、2カ月間業務を行いつつ渡米の準備を行っていました。

自粛が長引いたり、その上で街は人で溢れていたので結局東京は住みにくかったです。日本には学会などがない限り帰らないつもりなので、最後に親戚や祖父母、親に会っておこうと2度帰省しました。どちらも車での帰省で東京から福岡はGoogle mapを見なくても帰れるレベルなのですが、2回目は車と別れなければいけなかったので、3年と約3万km連れ添った相棒として寂しかったです。日本全国も周って、誰よりも1番いろんなとこを旅したかもしれません。帰省は幼馴染や昔からの友人とも会えたので良い機会になりました。

さて、留学に関してこれは特に報告しなくてもいいことではあるのですが、一応時系列順の出来事を記しておきます。4月頃に米国大使館にビザの面接に行き、5月には発行してもらえました(3か月前からじゃないと発行されないそうです)。ビザの面接で、「卒業後は日本に帰ってくる予定があるのか」の質問を想定しておけ、とのブログが散見されたのですが、特に聞かれず1分程軽く受け答えをして終わりました。このために朝6時くらいに起きたのに、、、朝の霞が関の散歩は気持ちよかったです。6月頃に家を探し始め、結局7月に決まりました。ビザの申請資料に必要なアメリカでの住所に関して、決まっていない場合は大学のデパートメントの住所を書いておけばよいそうです。

渡米1か月前に家の解約をして(大家さんにはずっと会社員と思われていたので、転勤すると言っておきました)、引っ越しの手続きやマイナンバーの取得(転出時に失効した)、年金の手続き、また海外では使えないサービス(Amazon.co.jpのクレカやETCカードradiko、様々なポイント)の解約や消費を行いました。実家がないのでモノを全部捨てなければいけなく、ジモティとメルカリを活用して処分しました。衣類や本などの荷物は空輸したり船便で送る手はあったのですが、いい機会なので買い換えようと思ってほぼ捨てて、スーツケース1つ、ボストンバッグ1つ、リュック1つで渡米しました。

お金の問題は最後まで迷ったのですが、先輩からのアドバイスを受けて2か月分のアパート代+αが払える程度、20万円弱を現金で持っていくことにしました。最初の給料が10月支払いみたいな噂を聞いたので心配です。初期費用は全て日本のクレカで支払っています。Wire Transferを使う方もいらっしゃいますが、たぶんこれで十分だと思っています。日本の口座は緊急用の口座として通帳と印鑑だけ親に渡してきました。1つ罠だったのは、コロナの影響なのか新宿のレートが良い両替所ではドルが売り切れており、みずほでは10万円までしか交換できませんでした。

家探しは、大学のFacebookグループでよさげなアパートがあったので、そこにしました。値段や広さはもちろん、治安が大事になってくるのでそこを重視しました。キャンパスからは5kmほどと少し遠いですが、UW Madison生は学期ごとに必須のお金を払えば市内のバスが乗り放題なのでそれで通おうと思っています。家探しの方法として、大学からの案内、大学の寮、家探し専用のサービス、Facebookグループ、craigslistなどがあります。当分は財政的に車を買えないので、車を持っているルームメイトがいるかどうかも重要かもしれません。後、授業開始1カ月前に到着しても当然暇なので、田舎の大学ではルームメイトは必須です(金銭的にも!)。

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Goodbye Japan

そういえば、1年ほど前にpodcastを始めたので、大学院受験や渡米に関してはそちらで詳しく話しています。その他さまざまなテックニュースや論文について大学院生としての意見を述べたりしています。ただのおしゃべりですが、興味がある方はぜひ聞いてみてください!

RJ Talks • A podcast on Anchor

アメリカでの夏休み

渡米する際に1つ失敗だったのは、オリンピックの閉会式の次の日だったことです。閉会式後2日以内に関係者は帰国しないといけない、という規則だったらしく、成田空港、飛行機内ともに想像以上に人が多かったです。PCR検査は成田空港で受け、出国の際に若干F1ビザ関連でもたつきましたが、アメリカへの入国は非常にスムーズでした。

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人多いね

ただ、コロナが蔓延していたために関当初台湾経由で行く予定だったのですが、台湾政府がトランジットを禁止したので1カ月ほど前にフライトがキャンセルされてしまいました。そのためドバイ経由のフライトを取り直し、30時間かかってしまいました。幸い機内が広く、隣に人がいなかったため快適に過ごすことができました。

今日はアメリカに到着してから10日目です。今は夏休み期間で授業は9月の2週目から始まります。そのため、キャンパスの施設も閉まっている場所が多く、学生も少ないです。基本的にイベントごとは9月までないので、ルームメイトとご飯を食べに行ったり買い物に連れてってもらったりしています。

学生証の取得と銀行口座の開設、オンラインドキュメントでのオリエンテーションが終わり、家具も揃えたので暇な毎日を過ごしています。特に友達もできないので、1日の流れとしては朝はランニングしつつ周辺を散策しています。アパートで昼ご飯を食べた後、午後は大学のEngineeringの建物へ行き勉強や情報収集をしています。夜はビールを飲みながらNetflixを見たりゆっくり過ごしています。

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Engineering Hall

今はこんな感じでゆっくりした1日を過ごしていますが、授業が始まれば忙しくなると聞いてビビっています。次は、授業が始まって落ち着いたら授業やキャンパスライフについて書こうかな

JAISTを修了しました

JAIST生活の総括

JAIST生活2年間が終わり、長い冬から解放された気分です。現在は東京で暮らしているのですが、JAISTは研究に集中できる環境ではあった半面、やはり生活に関しては不便であったなと感じています。今秋からアメリカのウィスコンシン大学の博士課程に進学するためにギャップイヤーを過ごしています。

研究に明け暮れた2年

JAISTは授業が多いことで有名で、僕自身必修単位以上に授業を取っていました。しかし4学期制であるために、授業は1-2期でほぼ取り終わっており、1年の後半はインターンやラボローテーションを行い、2020年に入ってから研究を開始しました。 インターンの話はこちらを参考にしてください。

JAISTへ入学して半年経った in タイ - マルシェの大学院日記

後述しますが、あまり就活するつもりはなかったので実績を積むために2019年の12月ころから研究を始めようと決意し、ラボローテーションで行ったプロジェクトを画像処理に特化して拡張させ、Adversarial Exampleの研究についてサーベイし始めました。(ここで、2020年の3月に修士論文の研究計画書を提出する必要がありますが、この研究とは別のテーマを選択しています) 研究のサーベイと先行研究の実装を行い、問題点を洗い出し、実際に新規性のある理論をベースに実装を行ったのですが、いまいち求めてたい結果が得られずにに修論も忙しくなったので途中で諦めてしまいました。非常におもしろいテーマだったのでまだ機会があればまた挑戦したいです!

結果実績を得られずに修論を始めたのですが、修論のテーマ設定は博士課程に進んでも使えるように、勉強もかねてベイジアンネットワークを用いた動画予測と決めて進めました。興味のある分野をサーベイする中で自分のやりたいことの新規性に悩み、指導教員の興味のある分野から離れてしまったため、あまり建設的な指導を受けられませんでした。博士課程の出願の時期も被っていたために今後自分が突き詰めたい研究分野の選定と研究室選びの大切さを学びました。

こちらもまとまって結果がでるのがかなり遅く、1月に入ってからだったと思います(修論の提出締め切りは1月の下旬でした)。そのため修了した身であるのですが、現在修論をまとめて学会へ提出し審査中です。

修論を進めていく上で感じた点として、当然かもしれませんが予めストーリーを考えた上で研究を始めるだけで格段にスムーズに進むと思いました。僕の場合は技術/理論ベースで始めたために、全体の目的や他分野の人へ説明するための「わかりやすい」説明を考えるのに時間を要しました。今後の博士課程では過程全てが博論に含まれると思うので、ストーリーのある博士課程を過ごそうと考えています。

コロナ下での授業や交友関係

2020年度はCovid19が世間を賑わせていましたが、石川は最初の方に金大でクラスタが発生したこと以外は特に大きな問題はなく、ことJAISTに至っては全く感染者が出ませんでした。授業やゼミはオンラインになり、事務や食堂の開室時間も短縮されたりと若干の変更はあったものの、研究室内にいるときなどは基本的にマスク無しで過ごしていました。現在東京にいる身としては考えられませんね、、。

2年生の間はオンライン授業で、1-1期は時間もあったため、(博士課程への進学の足切りのGPAを水増ししようと)授業を2つ取りました。授業によっては1年前の録画をそのまま流して課題方式で、テストはリアルタイムで行うというものや、Zoomでリアルタイムに授業を行い(録画もしている)、テストで集まれないので課題方式にしている授業など形態は様々でした。ただ気になった点を教授に聞きに行けなくなり、授業中にコメントを残したりメールを送ることしかできなかったためコミュニケーション不足感は否めなかったです。1年生にとっては勝手も知らず授業を受ける友達もできずに、つらい時期だったと思います。

また、同時期に指導教員が担当する授業でTeaching Assistant (TA)を務めました。割り当てられた内容はレポートの課題作成と採点で、1年前に取ったことのある授業であったため、応用した回答を期待するような少し趣向を凝らした課題を作成しました。2年の最後の方でLaboratory Assistant (LA)も務め、ラボローテーションでお世話になった金沢大学の研究室の研究に画像の分野の知見を適用する内容でした。生物という全く異なる分野に対して画像を用いた解法を提案することができ、いい経験になりました。TA、LAともにポストが空いていたという幸運もありましたが、積極的に指導教員に確認すれば任せてくれるので、余裕がある人や実績を積みたい人は一度やってみる価値はありだと思います。(もちろん給料も出ます!)

コロナ下の初期ではゼミが中止になったり、大人数での食事は禁止されていたため中々友人と会えずにしんどかったです。そんな中でも、融合の友人とたまに食事に行ったり定期的に話せたことは非常に救いになりました。僕の研究室では夏の間は完全にゼミが無かったため、友人や後輩で集まって定期勉強会を開いて輪読&ハンズオンの強化学習の勉強を行いました。特にJAISTでは自主ゼミが少なく、授業もすべてカバーできていないため、友人を積極的に誘ってみるといいかもしれません。研究室によっては教授や助教が監督をしてくれるところもあるので、難易度が高ければ監督をお願いしてもいいと思います。

研究環境

上記で述べた通り、ゼミも授業もオンラインであり、研究室が封鎖される時期もあったため秋までは、自宅から研究を行っていました。夏が終わったころから別の階にある使われていない実験室を開拓して中間発表に備えて研究していました。ちょうど中間発表が終わったころにばれて若干のお叱りが発生したのですが、当の研究室にずっと住んでいる人がいたのでそれを理由に最後まで実験室に籠っていました。

JAIST(特に情報科学棟)は景色が非常に良く、自然が溢れているので研究環境としては最高だと思います!僕の研究室は8階で実験室は9階でした。JAISTは山の上にあるため、日本海まで遮るものが何もなくたまに見える夕日や虹に心躍らせていました。コロナのおかげで友人や教授との物理的な距離を排除してくれたため、あまり孤独さを感じずにJAISTでの研究に取り組めたと思います。田舎過ぎて不便極まりないですが、研究しに来てると言い聞かせて多少は目を瞑るしかないです、、、。

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研究室からの風景

大学院受験

冒頭で述べた通り、今秋からアメリカの大学院(the University of Wisconsin at Madison)へ進学します。大学を決めた理由や応募過程などは今後出るpodcastに収録してありますので、興味があれば是非そちらを聞いてください。ここでは、そもそもJAISTにいながらなんで外部の、しかも海外院に行くの?という疑問に対して回答しようと思います。

僕が現在所属しているのは画像処理の研究室で、修士論文は動画予測について研究を行いました。1年のころは博士課程か就活かまだ迷っていて、どちらにも踏み出せずにいました。学部のころも半々で行動していたので、あまり進歩してないですね、、、。研究は面白いと思いつつもそこまで結果が出せているわけでもなく、修了までに5年間という時間が必要なわけなので、かなり迷いました。そんなときにタイで出会った修士卒で独立して事業を行っている方に相談したところ、「時間なんて人生において大した問題じゃなくて、それが一番成長できる方法ならやるべきだよ。」と言われ、全くのその通りだと思い決心しました。それ以来博士進学に全力を尽くすことができたので、相談してよかったと思います。

次に、研究室選びですが、まずJAISTでの進学は念頭にありませんでした。石川という立地とやはり周囲に友人が少ないこと、また自研究室との興味の方向性が変わってしまったこと、馬が合わなかった、というネガティブな要因と、海外で生活、研究してみたかった、というポジティブな要因で海外の大学院を受験することにしました。後は博士課程では交通工学の研究をしたかったので、やはり海外の方が研究→リアルのつながりが近いと感じ、そちらを選びました。(JAISTには該当分野の研究室存在しません。)もちろん研究費が多いなどの理由もあります。

応募は2年生の11月から1月で、大体夏前からTOEFLを受けたりと徐々に準備し始めました。ここらへんで奨学金応募の締め切りがあるので、出す人は気をつけましょう。(僕はTOEFL足切りに引っかかって出せませんでした。)夏に分野のサーベイと研究室選びを行い、SoPで書けそうなことをリストアップしておきます。希望の研究室で学生を募集しているのか、興味が一致しているのかなど確認するために、予めCVとWebSiteを準備し、やりたい研究の方向性などを決めて連絡していました。この時点で自分に興味を持ってくれているかがなんとなくわかります。9月に入ると最後のTOEFLGREを受けました。(結果待ちの期間もあるのでかなりギリギリだと思います。)応募の締め切り2か月前くらいだったので推薦状を書いていただく先生方に連絡し書いていただけるかのお願いもこの時期にしました。(内訳:修士指導教員、学部指導教員、タイ指導教員)

最初の締め切りが11月末だったため、そこを目標にSoPをメインで準備を進めました。SoPはどこも8割くらいは同じで、なぜこの大学なのか、という部分を変更していました。1校出してしまえばあとは割とスムーズです。ただ、応募フォームによっては入金しないとSoPが出せなかったりするのでSoPの要件を確認するためにも、ダミーアカウントでもいいので早めに登録しておきましょう。

SoPの添削、応募の流れやその他たくさんの質問への回答はXPLANE(

http://xplane.seldoon.net/

)というコミュニティで行っていただいたので、この場を借りてお礼申し上げます。少しでも海外の大学院留学に興味ある方は学部1年でも社会人でも入っておくことをおすすめします。

学部も修士もそうですが、卒論、修論の時期と丸被りするので準備は早め早めにしましょう、、、。

全体を通して

結果として修士号JAISTで取ったことは、よかった面が多かったと思います。JAISTは石川という田舎であるがゆえの研究に集中できる環境づくり、研究に対するサポート(奨学金やpcの支給、サーバーの使用)、幅広い分野間での距離が近いこと、などさまざまな研究面での利点が挙げられます。特に融合では金沢大学にも行けて、いくつかの研究室にもお邪魔させていただいたので、いい経験ができたと思います。

また、JAISTは人との距離が近く、研究界隈の人が集まっているので気軽に分野横断での友人ができ、一緒に勉強会をしたり鍋パや日食の観察、ボードゲームをしたのが思い出深いです。バスケサークルでは9割留学生でしたが、留学生コミュニティにも顔が利くようになり、何よりも週1で身体を動かすのは気分転換にもなったのでサークルに所属するのはおすすめです!

今後JAISTを受験される方、現在所属している方には就職や内部進学以外にもこういった道があるってことや、JAISTの生活が少しでも伝わりましたら嬉しいです。また修了された方は今後どこかで出会うかもしれないし、アメリカに来られた際など、是非ご連絡してください!また、JAISTや大学院受験に関する質問はTwitterアカウントのDMにお願いします。(

Ray (@raynbowy23) | Twitter

秋からはアメリカ編です。

JAIST 融合科学共同専攻について

融合科学共同専攻について

意外とこのブログを参考にしていただくことがあるらしく、主観バリバリ入っていますがぼちぼちと他の記事も書いていくことにします。今回は僕の所属している融合科学共同専攻について、現在得られる情報としては公式のホームページのみなので、説明をしていこうと思います。

ちなみに、僕は融合科学共同専攻(以下融合)の2期生で情報科学研究科にある研究室に所属しています。知識科学の研究室に関しては友人の話をもとに書きますが、マテリアルに関してはほぼわからないので、ご了承ください。

先端科学技術専攻と同じところ

先端科学技術専攻(以下先端)と同じところは、取れる授業が同じで、融合のほうが金沢大学の授業を取れたり単位数の関係(後述)もあって幅広く取れると思います。

学事、行事関連の日程や内容は基本同じですが、中間発表会や修論発表会、それに伴う資料の提出期限などは異なります。

ですが、一緒なのは本当にこれくらいで(これも一緒と言って良いのかは疑問ですが)後は全て融合と先端で区別されています。

先端科学技術専攻と違うところ

気になっている方はここが気になると思うのですが、先端と融合で異なる部分に関して書いていきます。

受験

入試の方法が異なります。詳しくはこちらを見るのが正しいのですが、先端に比べて合格基準が上がります。試験内容に関しては受けてないので(学校推薦だったため)分かり次第追記します。ただ、2020年度入学の融合では定員割れをしているので、JAIST側もかなり欲していると感じます。

受験をする人は大体先端の合格を先にもらって融合を受ける人が多い印象です。融合の試験は随時特別選抜といって決められた日程が存在するわけではないので(期限はあります)、自分の準備ができたら受けると良いかと思います。

研究室

研究室を選び始めた方は気づいたと思いますが、融合に所属している研究室はかなり限られてきます。金沢大学の新学術創生研究科も融合と似ている制度なので、もし希望の分野の研究室がJAISTにないならばそちらも見てみることをおすすめします。

2020年7月現在でJAISTの教員は11名いらっしゃいますが、知識2名、情報3名、マテ6名なので、分野としては偏っているのかなと思います。

単位

単位数は先端と異なり、実際比べたわけではないのですがおそらく講義自体の必要単位は少ないはずです。その分、インターン制度であったり、超体験セッションといったJAIST、金沢大学合同の修論に関する発表会(M2は中間発表、M1は研究計画発表)が夏に存在したりします。

僕はこのインターン制度を使ってタイの大学の研究室に行きました。書く書く詐欺をしていますが詳しくはこちら。

raynbowy23.hatenadiary.com(研究が身を結ばず学会には出せず終いです)旅費や生活費などの金銭的な支援があり、経験を積めるので良い制度だと思います。企業のインターンも対象なので、就活関連の長期インターンをこれに当てている人もいました。しかし先生方的にはせっかくなので大学や研究所に行ってほしいそう。マテの友人もマレーシアに行っていたので海外の研究室を経験できる貴重な機会でもあります。

また、JAISTには修論の主テーマと別に副テーマという他の研究室の先生の下で研究をするプログラムがあるのですが、融合では副テーマではなくラボローテーションというプログラムになります。これは他の研究室の先生の下で、の部分は同様なのですが、

  • 1回の期間が2週間であること
  • 2つの研究室に行かなければいけないこと(最低1つは金沢大学の研究室)

の2点で異なります。 異分野の先生の下で学べ、会話もできる良い機会ですので、積極的に興味のある分野を選択すると良いです。ちなみに僕は第3、4希望が通り、1つは金沢大学の宝町キャンパスの研究室ともう1つはJAISTの知識の研究室で簡単なシミュレーションやレポートを作成しました。(割とここは取り合いです)

授業

金沢大学の方で必修の講義が存在するので、1年の間は金沢大学の授業を受けることになります。詰め込めば1-1、1-2期で取り終えることができますが、金沢大学は実質前期後期制なのでかなりの授業を取ることになるので、キャパと相談になります。

おそらく来年度はCOVID19の影響も薄れ対面授業が再開すると思いますが、週1で金沢大学に入り浸ることになるので、融合を目指す方は自家用車があると楽です。(借上げタクシーはありますが、時間指定でJAIST発なのでそこら辺も考慮したほうが無難です)

奨学金

あまり知られていないですが、融合には給付の奨学金が存在します。ちょうど学費分くらいはもらえて、石川で生活するには非常にありがたいです。

メリットとデメリット

以上を踏まえて僕が考えるメリットとデメリットです。

メリット

  • 他分野、他大学と関わりが持てる
  • 金沢大学の施設が使える(図書館や学食など)
  • 奨学金も含め金銭的な補助が手厚い

図書館に関しては、JAISTにはない学部も存在する上に学部の人数も多いので、割と様々な図書が揃っています。隣接する文系キャンパスの図書館もあるので困ったら金沢大学で借りることもできます。 後は、キャンパスがきれいなのでドライブがてら勉強をしに行けます。

デメリット

  • 研究室が限られている

  • 意外と融合していない

修論には金沢大学の副指導教員の分野の内容も含めて研究をし、定期的に相談に行きますが、それ以外でラボローテなどを除くと特に共同研究をするわけでもないので、僕が入る前に想像していたような融合よりかは融合していないです。それよりかはJAIST内での融合のプログラムにメリットを感じるので興味を持てる研究室が存在し、自大学を超えた研究にチャレンジしたい方は是非受験してみてください!

最後に

今年度から博士後期課程でも融合ができたので、現在JAISTに在籍している前期課程の方もチャレンジ可能です。先端でも受験できると思います。合格すれば月の奨学金は倍になるそうなので生活は楽になるかと思います。(プログラム内容は似ているらしいですが、詳細は知らないです)

JAISTの授業 2019年度 前期

はじめに

JAISTの授業ってどんなのかな、ってのを授業の雰囲気と感想を踏まえて書いていきます。僕は情報科学技術研究科融合科学共同専攻で基本的に情報科の授業を取りました。

少し変則的ですが、JAISTでの必修は取っておらず、金沢大学でも授業を受けてたので、JAISTの授業数はかなり少なめで、前期で授業の単位は取り終わっています。

単位数は共通ですが修了要件が融合科学専用になっており、先端のほうを受験する方たちは少し授業を多めに取る必要があるので気を付けてください。

今のうちに言っておきますが、成績はよくない上にかなり主観が混じっているので不快にさせてしまったら申し訳ないです。

JAISTでの授業

1-1期

ここは攻めた学期で100番台の授業は取らずに、200番台以上を取ってました。

ただ、100番台の「プログラミング基礎」に情報系の人が一番多く、最初の学期なのでみんなそこで友達作ってました。 僕は、クイックソートまでしかしないといわれて取るのをやめました。回し者ではないですが、AtCoderTopCoderなどで競技プログラミングを通して学んだほうがためになるのかなと思います。

本当にプログラミングが初めての方は雰囲気を知るためにも取ることをお勧めします。

I212 情報解析学特論

この授業は研究室の教授が行っており、画像解析も行うと聞いていたので取りました。

実際はフーリエ変換に始まり伝達関数、そしてサンプリングに至る、といった授業で工学よりな授業でした。正直大学でこれらを少しも学んでない方は厳しいかもしれません。僕も学んでいませんでしたが、かなりしんどかったです。

内容自体はおもしろいし、応用として画像解析が含まれるので必要な知識だったのですが、授業中に教授がする質問を投げかけてきて、それに応答しないと不機嫌になる、質問には答えが決まっている、などと申し訳ないのですが僕には肌に合わずずっとアーカイブで授業を受けていました。情報系の授業はアーカイブでその日のうちに授業動画がアップされるので部屋で授業受けても、テスト前に見直すことも可能です。

テストはA4用紙1枚にメモしてきて(これも教授の独断と偏見で採点される)、それを見つつ行うもので、基礎的な計算問題と記述問題(これはどういう意味か、といったシンプルなもの)でした。テスト範囲はそこまで広くなく、授業を受けていると教授が出しそうな部分がわかってくるのでなんとなります。

毎週オフィスアワーなるものがあったのですが、そこでテストやレポートのヒントをくれることもあるらしいので気になる、テストが心配な方は行ったほうがよいかも。

I238 計算論

「プログラミング基礎」の上位授業として位置づけられている授業だったので取りました。

計算可能性の話やNP困難周りの授業です。

ひたすら授業を聞いても基本わからないのでアーカイブを見たり調べたりしてついていけました。数学系の人なら簡単なのかも。

先生はパズルの計算量について研究している方で、研究内容も非常におもしろかったのでおすすめです。

テストは授業中の証明などきちんと理解できていれば簡単です。(僕はできてないところがあったので。。。)

I483 スマート組込みシステム開発演習

でました。JAISTに入って一番楽しかったかもしれない、かつ一番大変だった授業。mbedOS搭載の基盤を用いてチーム開発を行う授業で、授業自体はほぼなく、自分たちで調べて発表するといった授業でした。

2チームにわかれて、まさかの1チーム7人とかだったので、まとめ役の人は大変そうでした。実際僕たちのチームは当日にやっと動くものができた程度で他チームと比べてかなりお粗末なものでした。

内容はこの基盤でデータを取得し、あるwebサイトに送信し可視化するというもの。僕は通信側を担当しましたが、受け取るデータの形式がわからず、開始が遅かったため最後まで作業する羽目になりました。基本4人で開発をしていたのですが、うまくいったのが朝3時で、思わずハイタッチしたことを思い出します。

これが前半で後半は基盤とAmazon Echoを使ったサービス開発っぽいものを行い、もう少し時間が欲しかったなーってのとスポンサーがついて、もっとしっかりした授業と制作物にすれば実力がすごくつくだろうな、とは感じました。

1-1期のしょっぱなではありますが、この授業はおすすめです!

1-2期

1-2期は金沢大学に週2で行かなければいけなくなったので、軽めの授業で残りの単位を消化しました。

I239 機械学習

正直この授業はおすすめしないです。授業内容もお粗末(まとめきれていない)ですし、人が多すぎて先生の声が聞こえない、ホワイトボードが見えない、おもしろくない、の最悪な授業でした。

授業は前半後半に分かれており、担当者も異なるのですが、前半の担当者の授業を聞いても理解できず、結果中間テストでは単位を落とすレベルの点数を取ってしまいました。後半がんばってなんとか単位は取れたのですが、勿体なかったです。前半と後半の授業でかなりレベルが異なっていたので、合わせてほしかったです。

情報科の人も結構取りますし、マテ、知識の人も結構いたように思えました。ただ、機械学習がやりたくても、オンラインでここらへんのレベルはごろごろ転がっているのでこの授業を取る必要はないんじゃないかなと思いました。

ホットな話題なだけに、授業のレベルも上がる、もしくは上位の授業を開講していただけることを願っております。

K473 イノベーション・マネジメント論

唯一の知識科学の授業です。400番台といってもおもしろいサービス考えたり、イノベーションの単語について学んだりするだけなのでめちゃくちゃ楽ですし、単位に関しても割といい評価がもらえます。

ただ、知識の授業なのでアーカイブがないだけに授業の出席点もありました。(大学院なのに)

後、先生の主観による評価がかなり含まれていると感じたため、点数を取るには少し工夫が必要かもしれません。

最後に

JAISTの授業は

  • 100番台 => 初心者向け、大学前半の内容

  • 200番台 => 応用分野のための入門、大学後半の内容

  • 400番台 => 応用、大学院らしい(手を動かしたり、ディスカッション、プレゼンテーションをする授業が多い)

のような印象です。 欲を言えばもう少し400番台の授業を増やしてほしいなとは感じておりますが、大学が併設されていないのであまり専門分野を作れないのも現状なのでしょうか。

また、授業は日本語開講、英語開講どちらも存在する授業もあり、担当教員(点数の取りやすさや授業の理解しやすさ)によっては英語で受けたほうがいい授業も多いですので積極的に受けてみてください!

後輩が欲しいので、そのうち融合科学の記事を書くつもりです。

JAISTへ入学して半年経った in タイ

半年経った現在

JAISTに入る前はブログ書くぞ、って思って始めたこの日記。JAISTに入って一回も書いてなかったです、すみません。

むしろ前回の投稿から1年経ってますね笑

半年間いろいろとあったので、少しずつ書くのですが、とりあえず今はタイのChulalongkorn Universityという大学で研究しています。

これぞ、時飛ばし!笑

ここは後半で説明します。まずは前期について。

JAISTの授業

JAISTでは授業は1-1, 1-2, 2-1, 2-2期と分かれていて、前期が1-1, 1-2、後期が2-1, 2-2という感じで、その間に夏休みが入ります。 同時に僕は金沢大学の授業も受講していたため、毎週通っていました。

なぜか融合科学の卒業要件は自動で計算してくれないJAIST。。。はさておき、授業の単位はおそらく取り終わって、研究に集中するだけのハッピーアワーが待っている状況です。

融合の学生の授業の単位要件は少なく、基本的にみんな前期で取り終えます。僕は情報科学の研究室に所属しており、授業も情報の授業を中心に取っていました。ただ、1-1期で200番台2つ、400番台1つという謎な取り方をしたために、大変で友達もできにくかったです。

1-2期は割と楽めな授業を取って、知識科学の400番台なのにかんたーんな授業も取りました。(ちゃんと優!)

金沢大学では、月曜に授業が集中して入っており、1-1期は月曜のみ、1-2期は変則的な授業が火曜に1コマあったため、火曜に行っていました。ちなみに、JAISTから無料のタクシーも出ますが、車を持っていたため車で通っていました。本来は30分ほどですが、朝の通勤ラッシュ時は1時間くらいかかります。。。

どうでもいい授業とそうでない授業が半々で、どうでもいい授業の方が成績悪いっていうタチの悪いやつでしたね。文字通り朝から晩まで金沢大学にいて、空き時間などは金沢大学の知り合いの教授のもとへ行ったり、図書館で時間つぶしたり、JAIST生専用の部屋があったのでそこにいました。

JAISTでの生活

日常生活は基本車を使って買い物に行ったり、友人や親が遊びに来たら遠出したり、という程度で休日があればどっかに行く、とかではないです。ただ、運転が好きなので近くの山に走りに行ったりしています。

また、金沢の医科大学に地元の友達がいるので、ご飯食べに行ったり、イベントで知り合った金沢工業大学の学生に学内を案内してもらったりなど、なんとなく充実していました。一度医科大と飲み会開いたりしましたね。*研究の話しかしてないです

後は、中高でバスケをやっていたので、バスケサークルに入ったり、他にもバレーサークルと天文部にも入っています。あとは、ポケモンGOサークル笑。それにプラスで自主的に週一で機械学習周辺の勉強会も開いてました。ただ、監督する方がいなかったので割とグダグダでした。

研究室では仮配属の間は基本M1は僕だけでゼミには毎週参加しており、8月になってから本配属が決まり、5人の仲間ができました!直ぐに夏休みに入ったので、あまり仲良くはなってないです。

大体の生活面はこんな感じです。田舎過ぎてぼけそうになるので、定期的に都会に行くことをお勧めします笑

学内イベント

研究室で人が出入りするときに飲み会が開かれるのでそこに参加したり、仮配属の募集の時に飲み会を開かれる先生方もいらっしゃるので、全然研究科が違っても参加してました。

行ってはないですけど、近くのハイテク交流センターという場所でたまにDJサークルが中心となってパーティーをやっているそうです(?)

学業面では、融合の学生はなぜか研究計画を発表する機会を設けられ、JAIST、金大の学生、教授合わせて50名ほどの前で10分間もプレゼンをしなければなりません。正直、全く分野に精通できてないのでしんどかったし、質疑応答も上手くできたとは言えませんでした。さらに、関係のないマテの内容も聞かなければならず、最終日のM2の発表と合わせて丸まる3日間発表を聞くのは大変でした。それでも、新たな知見も得られ、発表するとはどういうことなのか、など知れたので結果良かったかなとは思います。

学外イベント

入った当初から東京サテライトで学生をしている社会人の方と交流があり、HCI分野のことを細々とやっていました。主に電子工作でしたが、東大の制作展、NT金沢のお手伝いをさせていただき、9月前半にIVRCというVR学会内の大会にも出ました。(結果は聞かないで―)

IVRCの内容はどっかで書きたいと思いつつ早半月。

学外はこれだけ。

タイに至った経緯

冒頭でも触れた通り、現在はタイにいるのですが、実はJAISTのプログラムのインターンシップの一環で来ています。インターンシップ先は企業や研究所の就活インターンシップのようなものか、大学の研究室ならばどこでもオッケーで、2週間行く必要があります。所属している研究室ではM2の先輩方が去年タイに行っていていいなーとぼんやり思っていたので、企業は就活用で一応出しておいて、プログラムとしてはタイに行こうと考えていました。

融合だと2週間までならホテル代+航空費や空港までの交通費は大学持ちという素晴らしい制度があるため、それを利用して2週間。と思ったのですが、せっかくタイにいるのだから、ということで教授にも相談し、2カ月間滞在することになりました。

タイ生活は楽しいですが、2カ月で結果を出し論文を書くところまで持っていく必要があるそうなので、割とシビアですね笑

タイでの生活は別のブログで書こうかなと思います。

今後のイベント

当分はタイで研究生活をし、年明けのCV系の学会に出したいと思っています。 また、帰国した後はすぐに金大の研究室で研究するというラボローテーションがあるのでそれを行い、その後は就活に向けて頑張ろうかと思います。

ただ、タイの生活が充実していて雰囲気もあっているので、海外院の進学もよいのでは、と考えたり考えなかったり。

今後はちゃんと定期的に更新し、生活以外にも研究面で報告できるように頑張ります。

生活編や学業編などは細かく分けて書こうと思います。 まだ、2020年度入学の大学院試験が終わってない方、またその後の方は是非参考にしてください!

NAIST落ちのJAISTへ合格した話

経緯

そもそも院試を受ける経緯を書いておく。

今年(2018年)に入ってすぐに就活を始めた。もちろん希望はIT系で、合同説明会(ビールと飯のため)に行ったりインターンや選考を受けたりもした。それと同時に小さなベンチャーでWebプログラマーとして活動していた。

4月になり4年になってベンチャーでいこうか院にいこうか(就活はいろいろキレられることが多かったし、もっと勉強したかったし実力つけてから仕事しようって理由でやめた。)迷っていた。

そうこうしているうちに院試の勉強を始めないと間に合わない時期にきて結局院進することになった。ただ、そこまで深く進路や将来について考えれていなかったのがすべての敗因だとおもう。まあ悲観的な話はここではなしにして、とりあえず事実だけ述べてく。

過程

夏は東大の情報学環を受けて見事撃沈。落ちて落ち込んでいたら秋に大学院大学の入試があると知り、急遽準備することに。

JAISTNAISTを受けました。どっちも情報系で、JAISTは協定校推薦で去年から始まった融合科学共同専攻ってやつを受けました。

ただ、JAISTのほうは推薦だったりして。。。ちゃんと受けてないので何とも言えない。

当日

JAISTは言うまでもなく当日が存在してません。東大は夏休み全部かけて勉強したけど落ちたよねー。当日は試験受けただけ。

NAISTは当日の集合時間が15時くらいからだったので、当日入りできるなと思い、新幹線で当日入りをした。バスの時間だけは気を付けたほうがいい。13:00くらい発のバスを逃して次が14:50くらいってどうした。笑

仕方なく最寄りの駅までのバスに乗りタクシーを拾う羽目に。昼はNAISTの学食を食べたけど(特に意味もなくかつ丼)美味すぎた。そのあとNAISTを自主見学して図書館でちょっと勉強して、集合場所へ。結構例年より人が多そうなイメージだった。 順番に呼ばれて、自分の番になった。一応前日当日と台本っぽいのを読んで面接に答えれるように。数学は指定の教科書で勉強した。

まずは数学、問題は覚えてないが線形も解析も半分も解けなかった気がする。最初からどう解くかわからなくてうーん。って言ってたら試験官の方々が解き方を教えてくれた。(たぶん減点モノ) そのあと向かいの部屋で面接が行われて、真ん中に希望する教授が座っていた。どんなことが聞かれるか事前に調べて行ったつもりだったが、9割方小論文についてだった。

実際この手法はどうなのか、今どのようなことをしているのか、なぜ自分の大学院じゃないのか、などなど。 考えていたけど答えが出ていないものに関しては「入ってから考えてみようと思います。」など答えていたので、そういうのが落ちた原因な気がする。 出した後に思ったけど、小論文ゴミみたいな内容だったなとも思った。(後悔の念) 雰囲気はよかったけど、結果落ちたのでまあそんなもんかな、と。これでJAISTも落ちてたらまあまあ死にそうな気分だったろうな。

結果

NASIT合格したときは一応落ち込んで、JAIST合格したときは一応叫んだ。 ただ、JAISTは面接もなかったので落ちる要素ないなとは心の底で思っていたが一応不安ではあった。

ただ心配は田舎であることと、周囲のレベルの乖離なのだが、まあそこらへんは自分の努力次第なのかな、と。

NAISTに関して、みなさん小論文ちゃんと書いて英語最低限とって数学も最低限やってれば受かるはずなのでがんばってください! あと、夏受けてね笑(夏:2倍、秋:4倍、冬:6倍?コネがある人しか受からないとの噂)

今後

今後海外D進を目指そうと考えているので入るまでの半年でなんとか知識付けて論文書かないとなあ、と。 入ってから夏までに論文書いて、夏は海外の研究室で研究できて、なんとかどっかで発表したいと考えている。

同時に英語もあげないと。(TOEFL ibt 100点とかいくものなのか)

弱大学院生の日記の始まりです。(まだ大学生)